プロローグ及び目次
　私は４０年以上に亘る坂本龍馬の大ファンで、現在は専ら龍馬を支えた「海援隊士」の
調査・研究に没頭している一歴史愛好家です。
　さて、坂本龍馬の人気は昨今でも衰える事を知らず、先年ＮＨＫが実施した「日本の
歴史を大きく動かした人物」のアンケート調査では織田信長に次いで第２位で、一寸変
わったところでは、アサヒビールが「お酒を飲み交わしたい歴史上の人物」のアンケート
調査では織田信長を抑えて第１位となっています。
　そうした坂本龍馬ですが、現在多くの日本人が抱いている坂本龍馬像については、
司馬遼太郎の「龍馬がゆく」で一定の形ができたと認識しています。しかし、これは飽く
までフィクションの世界なので、そうした現実を踏まえた上で「私の坂本龍馬」に迫って
みたいと思っています。
　また、小学生からお年寄りまでと幅広い方々を対象としていますので、文章は出来る
だけ平易で簡潔に、そして写真を中心に綴ってみますのでご期待下さい。

　　　　　　　　　　歴史に学ぶ・龍馬激動の３３年
　　　　　　　　　　　　　　　　目　次
　�T　青少年期　・・・・・・・・−天保６年から安政元年（２０歳）−
　�U　 雌伏期 　 ・・・・−安政２年（２１歳）〜文久２年（２８歳）−
　�V　勝海舟との出会い　・・・・・・・・・・・・−文久３年（２９歳）−
　�W　神戸海軍操練所から亀山社中設立へ・・・・・・・・・・・・
　　　　　　　　　　　　−元治元年（３０歳）〜慶応元年（３１歳）−
　�X　薩長同盟の設立に尽力　・・・・・・・−慶応２年（３２歳）−
　�Y　亀山社中から海援隊へ ・・・・・・・・−慶応３年（３３歳）−
　�Z　いろは丸衝突事件と船中八策 ・・・−慶応３年（３３歳）−
　�[　志し半ばにて・・・そして終焉　・・・・−慶応３年（３３歳）−